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山梨英和大学(甲府市)の朴憲郁学長らが元教員に対してパワーハラスメントをしていたと認定された問題で、大学を運営する学校法人山梨英和学院は13日、朴学長と法人本部事務局長の2人を「降任」の懲戒処分としたと発表した。処分は12日付で、2人とも辞意を表明しているという。
法人本部や大学によると、昨年2月、当時宗教主任を担当していた40代の准教授が、朴学長らからハラスメント行為を受けたと訴え、学内の委員会で調査。今年1月31日の臨時理事会でパワハラがあったと認定された。
これを受けて、2月3日と7日に人事委員会が開かれ、弁明に臨んだ朴学長は、反省を口にしたという。12日開催の臨時理事会で「降任」の処分を決定し、2人の職を解いた。
学長、事務局長ともに辞意を表明しており、法人本部は処分とは別に、退任手続きを進めるとしている。不在となった学長職については、今後学長代理を選ぶことを検討している。
学校法人の小野興子理事長は「今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を徹底する」とコメントした。